ラベル

2011/07/07

GPXをGoogle Mapsに表示する

GPSの汎用フォーマットの一つであるGPX形式のファイル、これはGoogle Earthでデフォルトで読み込み、KMLとして編集することができるが、Google Mapsでも表示することができる。
ただしそのためには、.gpxファイルをウェブ上のどこかに置いておかなければいけない。
しかし、いちいちサーバにアップロードして…というのはメンドクサイ。

そこで、Dropboxの共有機能を使う。
DropboxにはPublicフォルダがあり、ここに配置されたファイルはWWW経由でアクセス可能。
たとえばabc123.gpxというファイルがあるとして、それをDropbox/Public/ にコピー
→abc123.gpx を右クリック
→copy public linkでそのファイルのURLを取得
→Google Mapsの検索ボックスにペースト&Go
たったこれだけ。

Google Maps上で編集はできないが、ポイントのマイマップへの保存はできる(トラックデータは残念、今のところできない)。
しかし、内容を忘れたGPXファイルを、Google Earthを起動しないでもウェブブラウザでさくっと確認できるのは有用だ。

2011/07/05

ArcGISをMacで使う。(VMware Fusion 編)

最近、Macユーザが周辺で随分と増えたように感じる。
自分自身も2、3年前から少しずつ使い始め、今ではMacの方がWindowsよりも使用率が高いかもしれない。

ArcGISはWindows OS専用であるが、これをMacで使おうというケースもそこそこあるのではないか。
ただ、ESRI社はMac OSをサポート対象外としていて、Mac上のエミュレータで走らせるWindowsでのArcGIS利用は「できると思うよ」といった態度のようだ。

たとえばであるが、Mac OS用の仮想化ソフトVMware FusionでWindows OSを走らせ、その中にArcGIS Desktopをインストールすることができる。
(FusionはMac OSを動かしつつワンタッチでWindowsに切り替えられるので、Boot CampよりもずっとシームレスにMac/Win両環境を行き来できる。)

ここで一つ問題だったのが、VMware上のArcGISではラスタ(Arc Grid形式)がなぜか表示されないという現象であった。
これは実は、Fusionで、Windowsとミラー接続しているMac OSのフォルダ(デスクトップやドキュメント。Windowsからは、ネットワーク共有フォルダとして表示:例えば¥¥vmware-host¥Shared Folders¥Document¥gis)にGridデータが入っていると、うまく認識してくれないということであった。ということに今日やっと気づいた。
フォルダごと、Windows内にコピーすると(たとえばC:¥gis)、無事に表示された。

同じようなことをやっている人は、たぶん結構いるのだろう。
http://spanring.eu/blog/tag/esri/


(上記、バージョンを書いていないのは、たぶん最近のやつは皆同じだから。)